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ブログ記事に重要な文章の書き方|読みやすくするコツも紹介【アート活動】
- ブログ記事に適した文章の書き方やコツが知りたい
- ブログ記事に書く文章の重要性が知りたい
- ブログ記事に書く文章の注意点が知りたい
上記のようなお悩みについてお答えします。
ブログ記事を書いていて「他の記事のようにうまく書けないな」と感じたことはありませんか。
WEB上に書く文章は、いくつかのポイントを押さえないと読みにくい文章になってしまいます。
そこで今回は、絵を描きながらWEBライターとして活動していたわたしが「ブログ記事の文章の書き方」について解説します。
この記事を読むことで、初心者でもブログ記事に適した文章を書けるようになります。
アートブログを運営する手助けになればと思いますので、ご活用ください。
ブログ記事に書く文章の基本
WEBの文章と紙の文章の違いを理解する
WEB上の文章は、紙の書籍と同じように書いても良い文章にはなりません。
なぜなら、WEBと紙ではコンテンツの目的も読まれ方もまったく異なるからです。
- 紙の文章:1ページ目から順に読み進めていくことが前提
- WEBの文章:初めから最後まで読まれないことが前提
紙の場合は基本的にお金を払っているため、最後までしっかり読もうとします。
書かれている内容が多少難しいと感じても簡単に投げ出そうとはしません。
一方、WEBの場合は最初の数行で「わかりにくい」「難しい」と判断すれば、読者はすぐに離脱します。
流し読みも当たり前で、必要とする情報を得た時点で離脱する読者も少なくありません。
つまり、ブログ記事の文章は、発信したい情報を適切にわかりやすく書くことが求められます。
読者目線の読みやすい文章を書く
ブログ記事に訪れた読者は、文章が読みたいわけではなく悩みや課題を解決する情報を求めています。
最初の数行を読んで「読みにくい」「役に立ちそうにない」と感じればすぐに離脱し、他の記事に移ってしまいます。
読者に記事を読み進めてもらうためには、読者目線の読みやすい文章を書くことが重要です。
読者目線を意識することで、客観性のある役立つ記事になります。
逆に主観的な意見を一方的に発信しても、伝わらないどころか誰も読んでくれません。
伝えたいことを届けるために、読者にストレスを与えない読みやすい文章を書きましょう。
ブログ記事を書く前に構成をつくる
ブログ記事を作成するときはいきなり書き始めず、記事全体の構成をつくりましょう。
構成をつくることで内容が整理できるため、本文が書きやすくなります。
- 記事のテーマを決める
- テーマからキーワードを選定する
- キーワードから検索ニーズを探る
- 見出しを構成する
記事のテーマを決める
まず、誰に向けてなにを書くのか記事のテーマを決めましょう。
この時点ではざっくりとしたイメージで問題ありません。
本記事であれば「ブログ記事の文章の書き方」みたいな感じですね。
テーマを決めることで記事の方向性が定まります。
テーマからキーワードを選定する
テーマにあわせてキーワードを選定します。
キーワードとは、読者がGoogleなどの検索窓に入力する検索ワードのことです。
検索結果で上位表示を目指すためには、需要のあるキーワードを選ぶことが重要です。
キーワードの検索ボリュームをチェックすることで、おおよその需要がわかります。
なお、初心者は上位表示を狙いやすいロングテールキーワードを選ぶとよいでしょう。
キーワード選定については以下の記事で解説しているので参考にしてください。
キーワードから検索意図を探る
選んだキーワードは、誰がどんな理由で検索しているのかニーズを調べます。
Googleは「読者にとって有益な記事」を評価するため、読者の検索意図を知ることは重要です。
検索意図を探るには、選んだキーワードで実際に検索してみるのが一番です。
検索結果で上位表示されている記事は、現状もっとも評価の高い正解の記事なので参考にしましょう。
また、関連キーワードやサジェストワードからも検索意図がわかります。
見出しを構成する
ブログ記事の見出しは、各ブロックのタイトルにあたるものです。
重要度の高い順に構成することで記事全体が整理され、読者にわかりやすくなります。
またブログの目次は見出しを並べたものになるため、ひと目で内容がわかるよう具体的に書くのがポイントです。
見出し構成によって記事のわかりやすさが左右するため、SEO対策としても重要な要素になります。
見出しのつくり方については以下の記事で解説しているので参考にしてください。
ブログ記事の文章は結論から書く
前述したように、ブログ記事は最後まで読まれないのが前提です。
読者は悩みの解答を求めているため、結論を後ろにすればするほど「必要な情報がない」と判断して離脱します。
ブログ記事の文章は、結論から書くことで読んでもらいやすくなります。
結論から理由、具体例と論理的に組み立てていくのに便利なのが、PREP法です。
- P(Point):結論
- R(Reason):理由
- E(Example):具体例
- P(Point):結論
PREP法は論文などでも使われる文章の型で、ブログ記事に適しています。
たとえば、以下のようになります。
- 結論:ブログ記事の文章は結論から書くのがおすすめです。
↓ - 理由:読者は欲しい情報が書いてあるのか早く知りたいからです。
↓ - 具体例:PREP法の型を使うと結論から順序立てて書くことができます。
↓ - 結論:ブログ記事はPREP法を使うことで、読者目線のわかりやすい文章になります。
このように、最初に結論を伝え、後から詳細を書いていくことで読者の興味を引く文章になるでしょう。
ブログ記事の目的にあわせて応用できる文章の型
他にもブログ記事に活かせる文章の型はいくつかあります。
こちらでは「AIDCA(アイドカ)の法則」と「PASONA(パソナ)の法則」を紹介します。
AIDCA(アイドカ)の法則
商品やサービスの購買を目指す場合は、読者に行動を促す「AIDCAの法則」が効果的です。
広告業界で定石となっている法則で、ポジティブなイメージを持たせてアプローチする型といえます。
「AIDMA(アイドマ)の法則」もありますが、目的は同じです。
AIDCAの法則 | 説明 |
---|---|
A(Attention):注目 | どのような満足や喜びがあるのかを伝えて注目させる |
I(Interest):興味 | 商品やサービスの利点を伝えて興味を持たせる |
D(Desire):欲求 | プラスになる補足情報を提示して欲しいと思わせる |
C(Coviction):確信 | お客様の声や客観的データなどを提示して不安を取り除き「間違いない」と確信させる |
A(Action):行動 | 「商品購入」や「サービス申し込み」などの行動につなげる |
PASONA(パソナ)の法則
一方、PASONAの法則は、ネガティブなイメージからアプローチする型といえます。
セールスレターなどに使われる文章の書き方です。
PASONAの法則 | 説明 |
---|---|
P(Problem):問題提起 | 読者の悩みや不安などを問題提起することで共感させる |
A(Agitation):煽り | このままだと大変な事態になると煽って引きつける |
SO(Solution):問題解決 | 問題の解決策として商品やサービスを提示して興味を深めさせる |
N(Narrow Down):絞り込み | 「先着10名」「本日限定」などターゲットや期間を限定する |
A(Action):行動 | 「商品購入」や「サービス申し込み」などの行動につなげる |
ブログ記事の文章をわかりやすくするコツ
ブログ記事の文章には、基本のライティングルールがあります。
ライティングルールを守ることで、読みやすくわかりやすい文章になります。
読者のためになることはSEO対策にもなるため、基本となる以下のポイントを押さえておきましょう。
基本的なルール
わかりやすい文章にするための基本的なルールに、以下のようなことが挙げられます。
最低でもこれだけは押さえておきたいところなので、しっかりチェックしておきましょう。
- 口語調は避ける
- 「ら」「い」抜き言葉に注意する
- 英数字は半角を使う
- 長文にせず改行する
- 「、」は一文に2回までに収める
- 漢字よりもひらがなを重視する
- 名称は正しく表記する(YOUtube→YouTube)
- 主語と述語を近くに置く(ねじれに注意)
文中に漢字が続くと読みにくさや難しさを感じるため、迷ったらひらがなにしておきましょう。
パソコンでは文章の全体が見えてもスマホでは一部しか表示されないため、一文ごとに改行するのがおすすめです。
一文に「、」が3回以上続く場合は、言い回しが長くなっている可能性が高いです。
ひとつの文でまとめようとせず、内容をわけて書くようにしましょう。
主語と述語は遠くになるほどわかりにくい文章になります。
長文になるほど主語と述語の関係が崩れ、「ねじれた文」になりやすいため注意しましょう。
重複表現を避ける
重複表現に注意しましょう。
とくに普段使っている言葉だと違和感がないので、気づきにくいです。
- もっともベスト
- 一番最初に
- まず最初に
- 返事を返す
- 断トツの1位
- すべて一任する
上記は重複表現の一部ですが、正しいと思い込んで使ってしまっていないかチェックしましょう。
一文一義で短く書く
一文一義とは、「ひとつの文でひとつだけ伝える」という意味です。
一文が長いと、なにを伝えたいのかよくわからなくなります。
基本は短く簡潔に書き、ひとつの意味にしか解釈できない文にしましょう。
語尾を「です・ます」調に統一する
ひとつの記事で「です・ます」と「だ・である」が混在していると、読みにくい文章になります。
どちらを使ってもいいのですが、「です・ます」調に統一しておくのが一般的です。
また、「です」「ます」を連続して使うのも避けましょう。
- 今日は雨です。サッカーの練習ができなくて残念です。夢はプロサッカー選手になることです。
このように同じ語尾が連続すると、子どもが書いたような稚拙な文章になってしまいます。
同じ語尾は2回までにして、3回続かないように工夫しましょう。
情報は箇条書きにする
一文に情報が複数ある場合は、箇条書きを使いましょう。
箇条書きにすることで情報がまとまり、ひと目で読み取りやすくなります。
- アクリル画を描くには、アクリル絵の具・キャンバス・絵筆を用意しましょう。
- アクリル画を描くには、以下の3つを用意しましょう。
- アクリル絵の具
- キャンバス
- 絵筆
数字やデータを使って具体的に書く
文中に数字やデータを使うとより具体的になり、説得力が増します。
誰が読んでも同じ意味に捉えられるため、内容を正確に伝えられます。
- この技法を使うことで、多くの絵を描けるようになりました。
- この技法を使うことで、1年間に50枚のアクリル画を描き上げました。
数字やデータ以外に、図表などの画像を使うのも効果的です。
情報を視覚的に読み取れるため、さらに伝わりやすくなります。
ブログ記事を書く際の注意点
読者に読み進めてもらうためには、わかりやすい文章にすることが大切です。
読みやすくわかりやすい記事を書くには、以下の点に注意しておきましょう。
- 専門用語などの難しい表現を使わない
- 無駄な接続詞は極力削る
- 一文の中で同じ単語や表現を繰り返さない
- 冗長表現を避ける
専門用語などの難しい表現を使わない
読者には、専門的な知識を持っている人もいれば初心者もいます。
専門的な用語や難しい表現は極力避け、誰が読んでもわかりやすい文章にしましょう。
ただし、記事のターゲットが専門的な知識を持っている人なのであれば使ったほうがよい場合もあります。
記事の目的や場面にあわせて、図解や箇条書きなどをうまく使って工夫しましょう。
無駄な接続詞は極力削る
ブログ記事をなにも気にせず書いていると、接続詞が多くなりがちです。
接続詞は文と文をつなぐ単語ですが、多用すると文章の流れを妨げてしまいます。
よく使われる接続詞に以下のようなものがあります。
- また
- さらに
- しかし
- しかも
- そのため
- なぜなら
基本的に「しかし」「けれど」のような逆説の接続詞以外は削除して問題ありません。
「しかも」「なぜなら」などの接続詞を削るとすっきりとした読みやすい文章になります。
- 世界堂に行った。なぜなら絵の具のホワイトが切れたからだ。
- 世界堂に行った。絵の具のホワイトが切れたからだ。
不要に接続詞を使わないよう意識しておきましょう。
一文の中で同じ単語や表現を繰り返さない
一文のなかで同じ単語や表現が繰り返されると稚拙な印象になります。
文章のリズムも悪くなり、読みにくくなるため注意しましょう。
- アクリル絵の具は定着が強く支持体を選ばないため、アクリル絵の具でTシャツに絵を描くことも可能です。
- アクリル絵の具は定着が強く支持体を選ばないため、Tシャツに絵を描くことも可能です。
言葉をつなぐ「の」「や」「と」などを連続で使うのも避けましょう。
- 欠勤した同僚の代わりに残業するため、約束の待ち合わせの時間に遅れます。
- 欠勤した同僚の代わりに残業するため、待ち合わせ時間に遅れます。
冗長表現を避ける
冗長表現を使うと遠まわしの表現になるため、読みにくい文章になります。
とくに「~という」「~することができる」は代表的な冗長表現です。
- 絵画という巨大な芸術
- 絵画は巨大な芸術
- 絵を描くことができる
- 絵を描ける
他にも「二重敬語」や「二重否定」など、冗長になりがちな表現には注意が必要です。
ブログ記事の文章は、不要な表現を削除して簡潔にまとめるよう意識しましょう。
まとめ|ブログ記事は読者目線の読みやすい文章を心がけよう
今回は、ブログ記事に重要な文章の書き方について紹介しました。
読者が記事を読む目的は、求めている情報を得ることです。
情報がないと判断すればすぐに離脱して他の記事に移ってしまいます。
読みやすく伝わる文章にするには、以下のことを意識して書きましょう。
- ブログ記事を書く前に構成をつくる
- ブログ記事の文章は結論から書く
- 重複表現を避ける
- 一文一義で短く書く
- 語尾を「です・ます」調に統一する
- 情報は箇条書きにする
- 数字やデータを使って具体的に書く
- 専門用語などの難しい表現を使わない
- 無駄な接続詞は極力削る
- 一文の中で同じ単語や表現を繰り返さない
- 冗長表現を避ける
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
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