フリーランスのWEBライターになるには?未経験からの始め方や仕事の獲得方法も紹介

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  • フリーランスのWEBライターになるための始め方を知りたい
  • フリーランスで働いているWEBライターの平均年収が知りたい
  • フリーランスのWEBライターとして仕事が獲得できるか不安

上記のようなお悩みについてお答えします。

フリーランスとして働くライフスタイルが定着し、パソコンさえあれば仕事ができるWEBライターに興味を持つ人も多いのではないでしょうか?

しかし、フリーランスのWEBライターだけで食べていくためには、SEOの知識やライティングスキルが必要になります。

本記事で紹介する「未経験からフリーランスのWEBライターになるための手順」を参考に実践すれば、初心者の方でもWEBライターを始められます。

なぜなら、実際に私もこの方法でフリーランスのWEBライターとして独立したからです。

記事前半ではWEBライターの概要と始め方を、後半では仕事の獲得方法や収入を上げるために必要なことについて解説します。

目次

フリーランスのWEBライターとは?

フリーランスのWEBライターとは、WEB媒体に記事を寄稿することで収入を得る職業です。

ライターというと、以前は雑誌や書籍などの紙媒体に書くことが主でしたが、現在ではWEB媒体に書くことが圧倒的に多くなっています。

そのため、フリーランスライターとフリーランスのWEBライターはほぼ同義と考えていいでしょう。

フリーランスライターの平均年収はどれくらい?

フリーランス協会の「フリーランス白書2019」によると、文筆業(ライター・イラストレーター・編集者・翻訳・通訳)というカテゴリーで以下のような回答結果が見られます。

年収 割合 
200万円未満32.0%
200~400万円未満26.9%
400~600万円未満21.5%
600~800万円未満8.2%
800~1000万円未満5.5%
1000万円以上5%未満
出典元:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会「フリーランス白書2019」

2019年時点では、フリーランスライターの年収200万円未満が32%、年収200〜400万円未満が26.9%と回答しており、年収400万円未満が半数を占めているようです。

国税庁「令和2年分 民間給与実態統計調査」を見ると、平均給与は433万円となっているため、ライター全体の年収は平均からやや少なめですね。

2022年に公表されている調査を見てみると、求人ボックスの「ライターの仕事の年収」では442万円、マイナビ転職「2022年版 職種別 モデル年収平均ランキング」では「記者・ライター」が558万円です。

ライター全体ではここ数年で年収は上がっている印象ですが、必要経費などを考慮すると、平均して400万円前後が妥当だと推測できます。

フリーランスのWEBライターとして働くメリットとデメリット

フリーランスのWEBライターとして働くメリット

フリーランスのWEBライターとして働くことのメリットを紹介します。

WEBライターは活動の場が多い

出典元:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会「フリーランス白書2022」

フリーランス協会の「フリーランス白書2022」によると、収入源として「クリエイティブ・Web・フォト系」が20.2%とボリュームが多く、「出版・メディア系」で見ても9.5%と大きな割合を占めています。

つまり、WEBライターの活躍できる場所は多いと言えます。

時間や場所に縛られず自由に働くことが可能

WEBライターはパソコンとインターネット環境さえあれば、時間や場所に縛られずに仕事できます。

毎日同じ時間に決められた場所へ出勤する働き方が合わない方には、とても魅力的な働き方ですよね。

しかし、好きな時間に好きな場所で働くことが可能な分、一週間のスケジュールを組むなどの自己管理が大切になります。

やればやるだけ稼げる

WEBライターは基本給で働く会社員と違い、やればやった分だけ収入につながります。

例えば、午前中に集中して一日に必要な分を稼げば、午後は働かずに遊びに行ったり、友だちや子供と過ごしたりすることも可能です。

自分の頑張り次第で収入増を目指せるため、やりがいがあります。

年齢に関係なく仕事ができる

WEBライターはさまざまなテーマで記事を書くことが要求されます。

経験が多いほど説得力を持った記事を書くことに役立つのが特徴です。そのため、年齢で制限をかけられることは少ないでしょう。

実際の体験を活かした記事を多く手掛けていると、オリジナリティも出やすく、自分ライターとしてのカラーを表現できるようになります。

フリーランスのWEBライターとして働くデメリット

フリーランスのWEBライターはメリットばかりではありません。

デメリットについても確認しておきましょう。

実績ができるまでに時間がかかる

WEBライターとして始めてすぐは実績が少ないため、案件が獲得しづらい傾向があります。

仕事を振る側のクライアントは仕事ができる人材なのか判断材料がないため、ある程度の実績ができるまでは仕方がないのも現実です。

しかし、単価の低い案件でも数をこなしていくことで、ライティングスキルは確実に上がります。

報酬が少なくてもお金をもらいながらスキルアップできるので、まずは記事を書いて信頼されるWEBライターに成長することが重要です。

毎月決まった収入がない

WEBライターに限らず、フリーランスとして働く場合、会社員に比べて収入は不安定になります。

収入を安定させるためには、長期契約の案件を獲得することが大事です。

しかし、クライアントの都合で案件が途中で終了してしまうこともあるため、複数の案件で継続的に仕事をしていくことが重要になります。

健康を崩してしまうと収入に直結する

フリーランスは病気や事故などにより入院した場合、働けない期間がそのまま収入に響きます。

自分が稼働できないことが収入に直結してしまうので、日々の健康管理が大切です。

また、フリーランス協会などのフリーランスを対象とした保険や福利厚生などもあるので、リスク管理として利用することを検討しておきましょう。

未経験からフリーランスのWEBライターになるための手順

SEOライティングを学習する

まず、ライティングの勉強を始めましょう。

日記や好きなことについて書くことが好きでも、WEBライターとして文章を書くこととは異なります。

仕事として文章を書くためには、読んでもらうための技術やSEO(Serch Engine Optmization)ライティングの専門的な知識が必要です。

SEOライティングを簡単に言うと、Googleの検索エンジンで上位表示される記事を書くことですね。

SEOに関する書籍は数多く出ていますが、これだけは読んでおいた方がいいおすすめの1冊を紹介します。

マンガで書かれているのでSEOについての理解がしやすく、長年売れ続けているのも納得です。

ブログを開設して記事を書く

ブログはライティングのスキルを養い、案件に応募する際のポートフォリオとして活用できます。

WEBライターはSEOの知識や経験を問われる機会が多いので、ポートフォリオがあると自分の記事を紹介できるため、とても便利です。

また、WordPressの使い方を覚えられるのも大きな利点です。案件によってはWordPressに直接入稿するものもあるので、習得しておきましょう。

さらに、アフィリエイト記事を書けば収益も狙えるため、学習しながら稼ぐこともできます。

ブログ開設の詳しい手順については、こちらの記事にまとめているので参考にしてみてくださいね。

WEBライターのオンライン講座を受ける

短期集中で知識と技術を学びたい人には、オンライン講座がおすすめです。

講座によって料金は異なりますが、自分の求める内容に合ったものを選ぶことが大切ですね。

例えば、受講期間に制限がなくいつでも閲覧できたり、受講後の案件についてもフォローしているなどがあります。

おすすめは、高単価で仕事が取れるライターを目指す「WritingHacks(ライティングハックス)」です。

ブロガーとして知名度の高い沖ケイタ氏などが講師を務めており、他社のスクールと比較すると価格帯も安く、幅広い年齢層の方が受講しています。

人気の講座なので、気になる方は事前に受講スケジュールなどを確認しておきましょう。

>Writing Hacks

SEO会社でライターとして働く

成長スピードがもっとも速いのは、SEOを主とした会社で働くことでしょう。

会社員なので他のこともいろいろとやるとは思いますが、WEBライターの経験だけでなく、マーケティングや発注側の仕事についても学べます。

企業でしか使えないツールを利用することもできるので、高いレベルのスキルを持ったライターとして独立することが可能です。

ただし、会社員の働き方が苦手でフリーランスのWEBライターを目指している人には向いていないため、自分で学習を進めましょう。

フリーライターが案件を獲得する4つの方法

方法1:クラウドソーシングに登録して実績を作る

クラウドソーシングは無料で登録ができ、実績が少ない初心者でも受注がしやすいのが特徴です。

初めは文字単価の低い0.5円前後の案件しか受注できないことも多いですが、メリットはたくさんあります。

  • お金を稼ぎながらライティングスキルを磨ける
  • さまざまな種類の記事に携われる
  • クライアントからフォードバックをもらえる
  • クライアントの情報を共有してもらえる
  • 受注から報酬を受け取るまでの流れを経験できる
  • WEBライターの実績を積める

代表的なクラウドソーシングに「クラウドワークス」と「ランサーズ」があります。

登録は無料ですが、初めから両方でやり取りするのは大変なので、まずは案件数の多い「クラウドワークス」を利用するのがおすすめです。

ある程度の案件をこなすとクライアントの判断材料になるので、文字単価1.0~1.5円程の案件に応募して実績を積みましょう。

継続案件を獲得して安定的に仕事をこなしていけば、クラウドソーシングだけで十分に独立を目指せます。

>日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」

方法2:企業に直接営業活動する

WEBライターを募集している企業を探すのもひとつの方法です。

クラウドソーシングは無料で使えて便利ですが、クライアントの支払金額からシステム利用料として手数料が引かれます。

しかし、企業と直接契約できると手数料がかからないので、仮に同じ単価の仕事でも報酬額が変わりますね。

ライターを募集している企業に直接営業し、継続的な仕事を獲得できれば収入アップも期待できます。

方法3:フリーランスエージェントを活用する

これまで培ってきた実績や経験、得意分野を活かしながらWEBライターとしても仕事をしたい方におすすめです。

ライターとしての案件はクラウドソーシングに比べると少なくなりますが、その分単価は高くなります。

契約によっては出社やリモートワークで働くこともあるので、時間や場所を縛られずに働きたい方は、条件をよく確認しましょう。

代表的なフリーランスエージェントに「midworks」「レバテックフリーランス」があります。

【midworks】
 豊富な案件数と給与保障制度など、手厚い保証制度で正社員並みの安心感があります。
レバテックフリーランス
 高単価報酬、Web業界・技術に精通したコーディネーターによる充実のフォローがあります。

方法4:SNSでWEBライターのノウハウを発信する

ブログやTwitterなどのSNSで発信力を持つと、WEBライターを探している編集者から仕事を依頼されることもあります。

WEBライターとしての活動で得たノウハウを発信して、フォロワーを集めることも仕事を獲得する営業のひとつと言えますね。

また、自分で書いたブログ記事を多くの人に読んでもらえるチャンスが広がり、検索流入を増やすこともできます。

フリーランスのWEBライターとして稼ぐためのコツ

決められた納期は厳守する

クライアントが決めた納期は絶対に守りましょう。

なぜなら、クライアントは別の仕事の案件を依頼しているかもしれず、決められた納期が遅れた場合、クライアントにも影響がでてしまうからです。

自分が仕事を発注した場合を想定してみれば、納期に遅れるライターに次の仕事もお願いしようとは思わないでしょう。

継続的な仕事を獲得するには、クライアントからの信頼を得る必要があるため、納期は厳守しましょう。

単価アップを交渉する

継続して仕事を続けているクライアントであれば、頃合いを見計らって単価アップを交渉してみましょう。

クライアントから単価をアップすることは少ないので、こちらから交渉する必要があります。

交渉するには実績や信頼が重要になるので、しっかりとした仕事をしていることが前提になってきますね。

しかし、継続案件での単価交渉は珍しいことではないので、臆せずにしていきましょう。

単価の高いクラウドサービスを利用する

クラウドワークスなどで実績を得た後は、求人サイトを利用するのがおすすめです。

これまでの実績を提示すれば高単価な案件も獲得できる確率が高いので、チャレンジしてみましょう。

働き方の形態としてはリモートワークが多いので、自宅で仕事したい人にも向いています

おすすめは専属キャリアサポーターが最適なお仕事を提案してくれる「クラウドテック」です。

クラウドテックは怪我や病気があった際でも、収入が途絶えてしまうリスクをサポートしてくれます。

キャリアサポートサービス「クラウドテック」

執筆スピードをアップさせる

執筆スピードはWEBライターの収入アップに重要です。

仮に単価1円として、3時間で1,000文字書いたとしたら時給333円程ですが、3時間で3,000文字書けたら時給999円程になります。

つまり、執筆スピードは収入アップに欠かせないスキルということです。

素早く記事を書くためには複数のフォーマットを用意しておくことが大事になります。

さまざまな記事を書いていく過程で、テーマによってすぐに書き出せるフォーマットを作成しておくと便利です。

自分の得意分野を高める

多くの案件で記事を書いてくると、自分の得意な分野がわかってきます。

得意な分野がはっきりしているとクライアントも仕事を依頼しやすくなるので、案件も獲りやすくなります。

専門性が高い記事を書けると単価も高い傾向にあるので、得意な分野を伸ばすことが高単価な仕事の受注に繋がります。

ライターと他のスキルを掛け合わせる

現在ではWEBを活用したさまざまな仕事があるため、ライターと併せて他のことも対応できると受注の幅が広がります。

例えば、カメラが得意なら取材で重宝されるし、動画の編集ができればライティングのスキルと掛け合わせて高単価な案件も獲得しやすいでしょう。

WEBライターとして頑張ることは前提ですが、活動の幅を広げることを念頭に活動することで、収入やキャリアアップに役立ちます。

フリーランスのWEBライターに関するよくある質問

1つの記事を書き終わる平均時間はどれくらい?

構成済で本文の記事を書くだけのものもあれば、キーワード選定や記事構成してから本文のライティングするものもあるため、案件によって執筆時間が異なります。

リサーチが不要であれば、3,000文字の記事なら1~2時間程度で作成が可能です。

もちろん、個人のライティングスキルによるのであくまで目安になります。

文章を書くことが好きじゃなくてもWEBライターになれる?

文章を書くことが好きかどうかではなく、どんな記事でも書くという気概が大事です。

WEBライターの仕事は「書けることを書く」のではなく、「書いたことがないことでも書く」ための努力が必要になります。

初めは経験のあることや興味のあることから書いていき、書きやすいジャンルを見つけていくのがおすすめです。

独学でもクラウドソーシングなどを使って生活することは可能です。まずは、クラウドワークスの登録やオンライン講座でライティングスキルを養いましょう。

>クラウドワークス
>WritingHacks

フリーランスのWEBライターに向いている人は?

WEBライターは未経験からでも始められる職種ですが、稼げるようになるまである程度の時間がかかります。

実績を積むことで、より良い条件の案件を獲得できるようになるので、中長期的な視点を持つことが大事です。

また、さまざまな記事の案件があるので、趣味や興味のあることが多いと書ける範囲が広がりますね。

まとめ

本記事では、未経験からフリーランスのWEBライターになるための手順や案件の獲得方法を紹介しました。

以下に内容をまとめたので、もう一度確認しておきましょう。

  1. SEOライティングを学習する
  2. ブログを開設して記事を書く
  3. WEBライターのオンライン講座を受ける
  4. SEO会社でライターとして働く
  5. クラウドソーシングに登録して実績を作る
  6. 企業に直接営業活動する
  7. フリーランスエージェントを活用する
  8. SNSでWEBライターのノウハウを発信する

つまり、未経験からでもブログやクラウドソーシングでライティングスキルを学び、実績を作ることで高単価な案件を獲得できるということです。

フリーランスのWEBライターは実績を作るまでは大変な面もありますが、ある程度記事が書けるようになれば自由な働き方ができます。

登録しておいた方がいいものを以下にまとめておくので、気になる方は公式サイトで確認してみてくださいね。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。

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この記事を書いた人

40代で会社を辞め、画家として活動しています。

主にアクリル絵の具を使い、独学で10年以上描いています。

年齢や経歴に関係なく「絵を描いて暮らしていきたい」という人に向けて、画家になるためのヒントや販売の仕組みなど、お役に立てる情報を発信します。

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