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無名の画家が絵を売るために必要なこととは?有名にならなくていい理由も解説

※当サイトは商品プロモーションを含む場合があります。

  • 無名な画家でも絵を売ることができるのか知りたい
  • 自分の絵が売れるようになるには有名にならないと無理なの?
  • 無名の画家でも絵を売って生活することは可能?

上記のようなお悩みについてお答えします。

現在ではSNSやオンラインショップなどを利用し、自分の作品を販売することで生計を立てている人は少なくありません。

絵画を取り扱う販売サイトも多く、無名の画家でも自分の絵を売ることは難しくなくなりました。

しかし、描いた絵をSNSに投稿したりサイトに並べたりしているだけで売れるかというと、そう容易ではありません。

そこで今回は、無名な画家が絵を売るために必要なことについてわかりやすく解説します。

目次

画家が絵を描いて販売するとは

画家として生きていきたいと思ったとき、どのような道を考えるでしょうか。

  1. 魅力のある素敵な絵を描いてオンラインで販売する
  2. 公募展で大きな賞を獲得し、業界知名度を高めて仕事を得る
  3. ギャラリーに所属し、世界中で個展を開いて作品を発表・販売する

想いの大小はあるにせよ、おおむねこのような流れを想像すると思います。

まず、画家の本分は素晴らしい絵を描くことです。

しかし、自分では傑作だと思っていても、公募展などで受賞できるかどうかは審査員の判断に委ねられます。

つまり、上記の「1」をクリアしても「2」をクリアできるとは限らないということです。

また公募展の規模はさまざまで、描いているような華々しいデビューができるのはひと握りの画家だけでしょう。

画家に限った話ではなく、なにを目指すにせよ理想と現実は異なるわけです。

しかし、現実が厳しいからといって、画家の道をあきらめる必要はまったくありません。

誰でも絵を売ることは可能です。

ただし、絵を描いているだけで売れるようになるのは難しい、という現実を自覚する必要があります。

絵を描いて販売するということは、他の販売業と同じく、ビジネスをするということです

無名な画家が絵を売るために有名になる必要はない

画家が絵を売るために、知名度があるに越したことはありません。

たとえば、人気の高い芸能人が個展を開けば、全国から何万人というお客さんが集まります。

これは、テレビで有名な〇〇さんの描いた絵だから見たいと思うから観にくるわけです。

絵を購入する人は、絵の良し悪しとは別に「その人の絵だから欲しい」という想いがあります。

つまり、絵を売るためには有名かどうかではなく、自分のファンをつくることが大切ということです

とはいっても有名人のように大勢のファンをつくる必要はありません。

絵を継続して販売するためには、数ではなく熱烈に応援してくれるファンをつくることが重要になります。

では、どのようにしたら無名の画家に興味や関心を持ってもらえるのでしょうか。

次項で説明します。

無名の画家がファンをつくるための行動について

たとえば、知らない人が道端に絵を並べていても、買ってくれる人はなかなか現れません。

同じように、無名の画家がSNSにただ絵を並べていても興味・関心を集めるのは、絵が相当魅力的でない限り難しいです。

むしろ、それができるのであれば誰でも簡単にバズを起こせますからね。

自分のファンになってもらうためには、多くの人に作家自身のことや作品を知ってもらうことが重要になります。

ブログやSNSなどを利用して発信する

自分のことを広く知ってもらうためには、オンラインで発信するのがもっとも有効な手段です。

ブログ・Instagram・X(旧Twiter)・YouTubeなどのツールを利用して発信を行いましょう。

どのツールを選んでも成果を上げることは可能ですが、自分の使いやすいものを選ぶことが大切です。

向いていないと思いながらやっていると、ストレスが増えるばかりで結果につながりにくくなります。

軸となるツールを決めて継続し、他のSNSへ連動させていきましょう。

作家自身を知ってもらうためにアクセスを集める

ブログやSNSを利用するにあたり、重要なのは発信する内容です。

描いた絵をSNSで投稿しているだけでは、世界中のアーティスト作品のなかに埋もれてしまいます。

運よく注目されることもありますが、運に任せていてはビジネスは上手くいきません。

また、自分の絵を気に入ってくれる人がいても、熱烈なファンになってくれるとは限りません。

なぜなら、関心があるのは作品であって、あなた自身ではないからです

まずはコツコツとアクセスを集めて、自分という作家を知ってもらう必要があります。

多くのアクセスを集めるためには、活動内容とあわせて「人の悩みに答える情報」を発信しましょう。

その後、興味・関心を持ってくれた読者と対話していき、ファンになってくれる人を増やしていきます。

個展などを開いて実際に会って交流を持つ

インターネットの世界だけでなく、実際に会って交流を持つことも大切です。

たとえば、個展やグループ展などを開いて作品を展示するのもいいでしょう。

自分のブログサイトなどにアクセスが集まるようになると、告知することで読者が来てくれるようになります。

顔を見ながら会話することや作品の解説を直接できるため、距離間が近くなり深いファンになってくれるでしょう。

また同じように活動している作家であれば、画材や技術の情報交換や展覧会への誘いなど新たな交流を持てます。

オンラインとオフラインの両方を上手く使うことで出会いの機会が増え、画家活動に活かせるでしょう。

絵にまつわる商品をつくることで安定性が増す

画家として生活を安定させるためには、自分の絵以外にも販売できるものを用意しましょう。

絵の販売だけを仕事にすると、思ったように売れなかった場合に収入がなくなってしまいます。

画家として生活を成立させるためには、他にも商品をつくり販売していきましょう。

たとえば、絵をプリントしたグッズやオンライン絵画教室など、知識やスキルを使うことでいろいろなものが商品になり得ます。

画家は半分アーティストで、半分はビジネスマンだと捉えると柔軟に考えることができます。

美術史を振り返ってみても、ピカソやダリのように芸術家として成功している人はビジネスマンの顔も持っていますよね。

SNSとYoutubeを組み合わせるなど、複数のメディアを利用することで自分を知ってもらえるチャンスも多くなります。

絵を描くことに加えて、自分が提供できる情報について考えてみましょう。

絵画の販売サイトだけでは安定して販売するのは難しい

「ART-MATER」や「thisisgallery」などの販売サイトを利用すると、誰でも簡単に絵を販売することができます。

販売するためのフォームが用意されており、オンライン上で宣伝もしてくれます。

海外対応しているサイトも多く、家に居ながらにして世界中へ販売することも可能です。

しかし、整ったサービスを利用できる分、売り上げからパーセンテージを支払う必要があります。

パーセンテージは販売サイトによって異なりますが、販売価格の30~50%前後が相場です。

また登録している作品数が多いため、自分の作品も埋もれてしまいがちです。

逆に販売実績がよければトップページに表示するなどプッシュしてくれますが、運営側が決めることなので介入はできません。

休日に描いた絵を趣味で販売するには十分に楽しめるシステムですが、安定的な売上をつくるには不安定といえます。

さらに、販売サイトの運営が停止してしまえば、販売経路を失ってしまいます。

画家を生業としていく場合には、外部に左右されない軸となるものを構築する必要があります。

たとえばこちらのようなブログサイトです。

ブログサイトはアクセスが集まるようになれば、放置しておいても半永久的に集客し続けてくれるので、アート活動の大きな基盤にできます。

絵画の販売サイトは収入を得るというよりも、「作家や作品を宣伝するため」と捉えておいた方がよいでしょう。

ブログサイトの詳しい内容については以下の記事にまとめているので、参考にしてみてください。

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まとめ

今回は、無名な画家が絵を売るために必要なことについて紹介しました。

画家として一定の収入を継続的に得るためには、絵を描くだけではなかなか難しいでしょう。

まず、自分という作家について多くの人に知ってもらうことが大切です。

ブログやYoutubeなどを利用して発信し、熱を持って応援してくれるファンを増やしていきましょう。

最後まで読んでいただきましてありがとうございます。

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この記事を書いた人

40代で会社を辞め、画家として活動しています。

主にアクリル絵の具を使い、独学で10年以上描いています。

年齢や経歴に関係なく「絵を描いて暮らしていきたい」という人に向けて、画家になるためのヒントや販売の仕組みなど、お役に立てる情報を発信します。

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