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ポップアートとは?代表的な画家や作品も紹介【5分でわかる美術用語】

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  • ポップアートについて簡単に知りたい
  • ポップアートが登場した背景が知りたい
  • ポップアートの代表的な画家を知りたい

上記のようなお悩みについてお答えします。

美術史にはさまざまな用語が登場しますが、そのなかに「ポップアート」というものがあります。

ポップアートと聞くと楽しく自由に表現しているように感じるかもしれませんが、社会性をテーマにしていたりします。

そこで今回は、ポップアートについてわかりやすく解説します。

この記事を読むことでポップアートの理解が深まり、アートをより一層楽しめるようになります。

目次

ポップアートとは

ポップアートは1950年代のイギリスから始まり、アメリカを中心に広がった芸術運動です。

第二次世界大戦後の先進国では、大量生産・大量消費社会が始まります。

テレビでは大量の広告が流され、モノに満たされた豊かな生活を煽りました。

芸術家たちはモノがあふれかえる社会をテーマに、身のまわりの商品や娯楽など、大衆化されたイメージを絵画に取り入れ始めます。

大量生産・大量消費社会を風景として扱い、皮肉交じりに表現したのです。

それまでの風景や人物をテーマにしていた芸術に対し、身近にあるモノを取り入れたポップアートは画期的な手法でした。

しかし、当初は否定的な意見も多く、日常品を直接扱うことからダダイスムの発展した表現として「ネオダダ」とも呼ばれていました。

また、ポップアートは、当時のアメリカで中心的であった抽象表現主義に対する反発といった側面もあります。

ポップアートの特徴

ポップアートの特徴は、身近な商品やマンガなどの大衆文化を扱うことです。

映画やマンガなどの大衆化されたイメージはわかりやすく、見る者の心を一瞬でつかむインパクトがあります。

モノに満たされた豊かさの象徴と、大量生産・消費から逃れられない恐怖といった、対照的な意味合いが感じ取れるのも特徴でしょう。

大衆化されたイメージは本来の文脈とは切り離され、即物的に表現されたり、無関係なものと組み合わされたりします。

また、アンディ・ウォーホルのキャンベルスープ缶のように、皮肉を込めて大量生産されるのもポップアートならではの魅力といえます。

ポップアートの代表的な画家や作品

ポップアートの代表的な画家を紹介します。

ジャスパー・ジョーンズ

ジャスパー・ジョーンズの後, Public domain, via Wikimedia Commons

ロバート・ラウシェンバーグとともに、ネオダダやポップアートを牽引した先駆的なアーティストです。

アメリカ国旗や数字などをモチーフにし、古代の技法であるエンカウスティークを用いることで、独特の画肌を与えています。

また、モチーフを平面的に描くことにこだわり、絵画を「モノ」や「オブジェ」として表現しました。

アンディ・ウォーホル

Jack Mitchell, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

ポップアートを代表するアーティストで、絵画だけでなくロックバンドのプロデュースや映画なども制作しています。

もともとウォーホルは優秀なイラストレーターとして活躍していましたが、32歳のときにファインアートの世界へ移ります。

身近にあったキャンベル・スープ缶やドル紙幣をモチーフに描き、一躍ポップアートの旗手となりました。

大衆的なモチーフをシルクスクリーンを用いて大量生産し、軽薄・陳腐・空虚・非人間性などを表現したといわれています。

1968年には銃撃され、一時重体となりましたが一命をとりとめ、その後も作品制作を続けました。

ロイ・リキテンスタイン

エリック・コッホ, CC0, via Wikimedia Commons

アンディ・ウォーホルと並んでポップアートを代表する画家です。

漫画のひとコマをインクのドットまで拡大し、油彩で描きました。

美術に興味がない人でも、一度は見たことがあるのではないでしょうか。

彼は自分の子供にミッキーマウスを描いてあげた際に、マンガが持つ強烈なインパクトと表現力に魅せられ、マンガをモチーフに描くようになったそうです。

まとめ

今回は、ポップアートについて紹介しました。

ポップアートは、大量生産・大量消費社会に対するカウンターとして受け入れられました。

身のまわりにある商品やマンガなどの大衆化したイメージを使うため、誰にでもわかりやすく、インパクトがあります。

これまでの伝統的な芸術様式と異なり、画期的な手法として世界中に影響を与えています。

最後まで読んでいただきましてありがとうございます。

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この記事を書いた人

40代で会社を辞め、画家として活動しています。

主にアクリル絵の具を使い、独学で10年以上描いています。

年齢や経歴に関係なく「絵を描いて暮らしていきたい」という人に向けて、画家になるためのヒントや販売の仕組みなど、お役に立てる情報を発信します。

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