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【絵の上達方法】画家は技術を盗むことで成長する

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  • 確実に画力を上げる方法が知りたい
  • 絵の上達に役立つ技術の盗み方が知りたい
  • 絵の技術を盗むとはどういうことか知りたい

上記のようなお悩みについてお答えします。

インターネットが普及した現在では、世界中の作家の絵を簡単に見ることができます。

絵は比較するようなものではありませんが、上手い絵を見たら「画力を上げたい」と思うのは当然の反応ですよね。

そこで今回は、絵の上達に欠かせない「技術を盗む」という行為についてわかりやすく解説します。

画力を伸ばすことに悩んでいる方は、参考にしてみてください。

目次

技術を盗むとは

ピカソの言葉に「凡人は模倣し、天才は盗む」というものがあります。

この言葉からもわかるように、「模倣」と「盗む」という行いは似て非なるものです。

「模倣」とは見たままをコピーすることで、「盗む」とは使われている技術を自分のモノにするということです。

画家になろうとしたとき、多くの人は自分の才能で絵を描こうとします。

残念ながら、誰しもがレオナルド・ダ・ヴィンチのように非凡な能力を授かっているわけではありません。

しかし、美術史に名を残している画家たちも才能だけで描いているわけではないのです。

彼らは過去の画家たちの絵を観察し、繰り返し模写することで技術を身につけました。

手に入れた技術を自分の作品に生かすために試行錯誤を繰り返し、偉大な画家へと成長したのです。

それは、万能の芸術家であったレオナルドでさえも例外ではありません。

模倣と技術を盗むことの違い

模倣と技術を盗むという2つが違うということは説明しましたが、具体的にどのように異なるのでしょうか。

それぞれの違いについて説明していきましょう。

オリジナルはゼロから生まれているわけではない

オリジナルと聞くと、ゼロから生まれたものだと認識する人もいるのではないでしょうか。

しかし、どんなに革新的なものであっても、過去から受け継がれたものを使うことによって生み出されています。

よくアイデアについて「天から降ってきた」という言い方がありますが、ほぼ必ず過去の経験(忘れていることも含めて)が影響しています。

画家や彫刻家、作家など多岐に渡って活躍した池田満寿夫の著書のなかに以下の言葉があります。

すべての創造は模倣から出発する。そして創造が真の意味の創造であるためには、その創造のための模倣が、創造的模倣でなければならない。もっと簡単に説明すれば、芸術家の盗み方に創造の秘訣、あるいは独創性が隠されているのである。

池田満寿夫「模倣と創造 : 偏見のなかの日本現代美術」

つまり、オリジナルはゼロから生まれないが、盗み方にも創造性が必要ということですね。

自分の作品を昇華させるためには、ただ盗めば良いわけではなく、必要な技術を盗む努力も磨かないといけません。

表面を真似するだけではコピーにしかならない

前述したとおり、過去の名画や自分が目指す画風から「技術を盗む」ことは、絵の上達に欠かせない要素です。

しかし、まったく同じように描けば良いというものではありません。

ただ真似るだけでは単なるコピーにしかならず、画力の上達に役立ちません。

近年ではイラストやマンガなどをトレースして少しだけ変えた絵を自分の作品として発表し、問題になることもあります。

これは、作家としての志の問題でもあるでしょう。

「作品が売れれば良い」ということと「良い作品を描きたい」ということは、同じ画家でも方向性が異なります。

技術を盗むのとコピーすることは、まったく別の行為だと認識しておきましょう。

模写を繰り返して盗んだ技術を自分のモノにする

他人の作品を模写することに抵抗がある人もいるかもしれません。

しかし、偉大な画家の多くは過去の作品を模写することで上達してきました。

また、技術はそう簡単に盗めるものではありません

1回模写したくらいでは、その絵を描くために苦心した画家の技術を手に入れることは難しいです。

そのため、今回は「線」、次は「色彩」といった具合に、テーマを決めて繰り返し模写することをおすすめします。

わたしはデッサンの教則本に掲載されている絵を片っ端から模写したり、好きな画家の感覚を掴みたくて描いたりしていました。

構図やモチーフなど表面を真似るのではなく、作家の考え方や姿勢を学ぶことも画家として成長するポイントです。

盗んだ技術を組み合わせることでスタイルを確立させる

画家としてもっとも苦心するのが、自分のスタイルを確立させることではないでしょうか。

たとえば、モネやゴッホ、バスキアなどの著名な画家たちの絵は見ただけでそれとわかります。

なぜわかるのかといえば、彼らの画風、つまりスタイルを知っているからです。

しかし、自分のスタイルを確立するのは簡単なことではありません。

自分が目指す画風をつくるためには、過去の絵画から盗んだ技術を組み合わせるのが近道です

この組み合わせ方こそ作家の創造性や独創性、つまりセンスが発揮されるところです。

シュルレアリスムの画家として有名なサルバドール・ダリに以下の言葉があります。

「何もマネしたくない人間は、何もつくれない」

ダリはさまざまな技術を組み合わせて画面を構成し、独自の世界観を生み出しています。

彼の考え方や作品は、自分のスタイルをつくるうえで参考になるでしょう。

シュルレアリスムについては以下の記事にまとめているので、興味のある人は見てみてくださいね。

まとめ

画家として成長するためには、過去の作品から技術を盗み、自分のモノにすることが大切です。

先人たちの作品は、技術の結晶ともいえます。

表面をなぞるだけでなく、しっかり観察し、繰り返し模写することで身についていくでしょう。

何事も地味な積み重ねが、自分を成長させてくれるものです。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。

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この記事を書いた人

40代で会社を辞め、画家として活動しています。

主にアクリル絵の具を使い、独学で10年以上描いています。

年齢や経歴に関係なく「絵を描いて暮らしていきたい」という人に向けて、画家になるためのヒントや販売の仕組みなど、お役に立てる情報を発信します。

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