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アクリル絵の具を使った後の筆の洗い方は?固まった筆の対処法も紹介

- アクリル絵の具を使った後の筆の洗い方を知りたい
- アクリル絵の具で描いた後の水の捨て方を知りたい
- アクリル絵の具で描いた後に固まってしまった筆は捨てるしかない?
上記のようなお悩みについてお答えします。
アクリル絵の具を使い始めたばかりだと、使った後の筆やバケツの水の処理にも悩みますよね。
アクリル絵の具は乾いてしまうと耐水性になるため、すばやく洗うことが大切です。
とくに筆は正しく洗わないと絵の具が固まって使えなくなってしまいます。
そこで今回は、アクリル絵の具で使った後の筆やパレットなどの洗い方について解説します。
アクリル絵の具は水で溶けるが乾くと固まるのが特徴

アクリル絵の具を使い始めの初心者は、まずアクリル絵の具の特性について知っておくことが重要です。
アクリル絵の具は水に溶けますが、乾くと耐水性になるのが特徴です。
油絵具は乾燥させるのに何日も置いたりしますが、アクリル絵の具は非常に速く乾きます。
乾いてしまうと水に溶けなくなってしまうため、絵の具が固まる前に洗うことが大切です。
アクリル絵の具で絵を描く際は、その点をしっかり押さえておきましょう。
アクリル絵の具を使った後の筆の洗い方
アクリル絵の具は速乾性なので、使った筆はこまめに洗うことが重要です。
水で洗わずに放置しておくと、筆先に着いた絵の具が固まってしまいます。
固まると水に溶けなくなるため、もとには戻せず、筆が使えなくなってしまいます。
そのため、アクリル絵の具で絵を描く際は、筆洗器などで水につけながら使いましょう。
筆の中に絵の具が残っていると固まってしまうため、2、3回洗ってから雑巾などで水分を拭きます。
筆洗器の水が汚れていると落ち具合がわかりにくいため、何度か汲み替えながら洗うのがポイントです。
また、洗面台で直接洗うことも可能です。
筆の根などに絵の具が残らないよう穂先を指でもみながら洗い流します。
穂先に大量の絵の具が残っている場合は、水に溶けきらない可能性も考えられるため、洗面台で洗う前に取り除くことが大切です。
また、洗った後の筆は濡れたままにしておくと毛が痛みやすくなるため、水気を十分に拭ってから片付けるようにしましょう。
アクリル絵の具を使った後のパレットの洗い方
アクリル絵の具をプラスチックや木製のパレットで使った場合は、スポンジなどで洗い流します。
しかし、絵を描いている途中にどんどん固まっていってしまうため、水で洗っても落ちなくなります。
そのため、アクリル絵の具を使う場合は「紙パレット」を使うのがおすすめです。
紙パレットは使った後にシートを切り離して捨てられるため、とても便利です。
速乾性で固着するアクリル絵の具は、紙パレットが適しているといえます。
アクリル絵の具を使った後の水の捨て方
アクリル絵の具を初めて使ったときに、筆洗器で洗った後の水の捨て方も気になりますよね。
洗面台に流してしまうと、排水溝で固まってしまわないか不安に思う人もいるでしょう。
アクリル絵の具は水に溶けている状態であれば固まらないため、そのまま流してしまって問題ありません。
シンクに残った水滴もスポンジなどでこすればすぐに落ちます。
ただし、固まった絵の具が入っていると、水で溶けずに詰まってしまう可能性があるため注意が必要です。
使った後の筆やパレットにアクリル絵の具が固まってしまった場合の対処法
アクリル絵の具を使う場合は、こまめに洗って絵の具が固まらないようにすることが大切です。
しかし、うっかり洗い損ねて固まってしまった場合の対処法について紹介します。
お湯につけて洗う
まだそれほど時間が経っていない場合は、お湯で洗ってみましょう。
水では溶けない絵の具が、お湯で溶けることもあります。
40度くらいのお湯に筆をしばらくつけておきます。
その後、指でよく揉んで落ちるかどうか確認しましょう。
リムーバーを使う
リムーバーとは、絵の具の剥離剤のことです。
筆やパレットに固着したアクリル絵の具や油絵具を溶かす役割があります。
基本的な使い方は、リムーバーに筆をつけておくことで絵の具が溶け出してきます。
つけておく時間など、詳しい使い方はそれぞれのメーカーの説明書に従いましょう。
なお、リムーバーは油絵具用があるため、購入時はアクリル絵の具に対応しているものを選びましょう。
また、絵の具が溶けた後で、ブラシコームを使うと根元に残っていた絵の具を取り除くのに役立ちます。
まとめ|アクリル絵の具は速乾性があるため素早く洗うことが大切
今回は、アクリル絵の具を使った後の筆やパレットの洗い方について解説しました。
アクリル絵の具は水に溶けますが、乾くと耐水性になるのが特徴です。
乾くのが速く、固まってしまうと水では落ちなくなるため、こまめに洗うのがポイントです。
とくに筆は固まってしまうと使えなくなってしまうため、注意しましょう。
また、これからアクリル絵の具で絵を描いてみたい人は、こちらの記事でそろえる画材を紹介しているので参考にしてみてくださいね。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。
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