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【アクリル画】キャンバスに下描きする方法|事前準備や道具も紹介

- キャンバスに下描きする方法が知りたい
- キャンバスに下描きする理由が知りたい
- キャンバスに絵を描くまでの工程が知りたい
上記のようなお悩みについてお答えします。
キャンバスに絵を描く際、絵の具で塗る前に下描きしておくことで迷わずに描き進められます。
しかし、下絵は完成に影響を与えるため、下描きが悪いとイメージと違った絵になってしまいます。
そこで今回は、キャンバスに下描きする方法や必要な道具について解説します。
この記事を読むことで下描きの重要性がわかり、作品制作に活かせます。
キャンバスに下描きする理由とは

キャンバスに下描きをしなくても絵を描くことはできます。
アクリル絵の具を塗り重ねながら、直感的に描き進める人もいるでしょう。
しかし、イメージしている絵を描くためにはある程度の構成が必要になります。
完成図が見えていないまま描き始めると、迷いが生じて筆が止まってしまうことも少なくありません。
その状態が続くと制作途中の絵ばかりが増えて、絵を描くことが楽しくなくなってしまいます。
まずは絵を描き始める前に、描きたいものを決めることが重要です。
下描きをすることによって形や色の配置が決まり、ゴールに向けて迷わずに描き進められるようになります。
キャンバスに下描きするまでの事前準備

キャンバス上で考えながら下描きするのは得策ではありません。
描き直しを繰り返すことで画面が汚れ、どれが正しい線なのかわかりにくくなります。
そこで、事前に描きたい絵の全体を決めてから下絵をつくり、キャンバスに転写します。
キャンバスに下描きするまでの大まかな流れは以下の通りです。
- 描きたい絵を決める
- ラフ画を描く
- 下絵をつくる
1.描きたい絵を決める
まずはなにを描くのかを決めましょう。
細かく決めるのではなく、人物画や風景画といったモチーフやテーマでよいと思います。
こういう絵が描きたいというイメージを持つことが大切です。
2.ラフ画を描く
描きたい絵がイメージできたら、ラフ画を描きます。
ラフ画はイメージを大まかな形にしていく作業です。
スケッチブックなどに形や配置を探りながら描いていきましょう。
しっかり描く必要はないので、たくさん描き出すのがポイントです。
3.下絵をつくる
ラフ画ができたら下絵をつくります。
下絵はキャンバスに下描きするための絵になるため、しっかりと描きます。
トレーシングペーパーなどに描くと転写しやすいので便利です。
描いた絵を画像などでデータ化すれば、プリントアウトして大きな絵にすることも可能です。
キャンバスに下描きする方法

下絵ができたらキャンバスに転写します。
下絵を見ながらキャンバスに直接描くことも可能ですが、線や位置にズレが生じます。
そのため、下絵を描いた紙をキャンバスに貼って線をなぞっていくほうが正確です。
下絵の写し方
下絵を描いた紙を裏返して、濃いめの鉛筆やパステルで線よりも幅広く塗ります。
紙を表に戻してキャンバスにマスキングテープで貼り付け、線をなぞります。
キレイに転写するには、硬めの鉛筆やボールペンでなぞるのがコツです。
下絵の紙よりも大きなキャンバスに転写したい場合は、拡大コピーする必要があります。
データ化しておけば、必要な大きさにプリントアウトしたりプロジェクターで写したりすることも可能です。
下描きするための道具について

下描きする際の道具について紹介します。
- 鉛筆
- 練り消し
- トレーシングペーパー
- プロジェクター
鉛筆
下描きを濃い鉛筆で描くと絵の具を塗っても線が残る場合があります。
そのため、下描きにはHなどの薄めの鉛筆を選びましょう。
なお、下描きの線が残っているのが悪いわけではありません。
線があったほうが絵が活きるのであれば、あえて残すのもよいでしょう。
練り消し
練り消しは線が濃すぎるときに薄くしたり、細かな箇所を調整したりするのに便利です。
普通の消しゴムはカスが出たり消えにくかったりするため、絵には適しません。
練り消しは形を自由に変形できるのも利点です。
トレーシングペーパー
トレーシングペーパーは強度の高い透明な紙です。
直接描いたり、スケッチブックなどに描いた絵を写し取ったりするのにも使います。
サイズも豊富なので、キャンバスの大きさに合わせて選べるのも利点です。
プロジェクター
プロジェクターは絵の拡大縮小ができるため、紙に描いた小さな絵も大きく写すことが可能です。
スマホで撮影した画像をキャンバスの大きさにあわせて転写できます。
キャンバスの大きさを気にせず下絵をつくれるので、1台あると重宝します。
まとめ|キャンバスに下描きする前に下絵をつくりましょう
本記事では、キャンバスに下描きする方法について解説しました。
絵を描くのに必ずしも下描きが必要なわけではありません。
しかし、事前に描きたい絵を明確にすることで、ゴールまで迷わずに描き進めることができます。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
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