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キャンバス側面の処理で完成度を上げる方法|メリット・デメリットも解説

※当サイトは商品プロモーションを含む場合があります。

  • キャンバス側面を塗るか塗らないで迷う
  • キャンバス側面のタックス(釘)を隠す方法が知りたい
  • キャンバス側面をキレイに仕上げて額装せずに飾りたい

上記のようなお悩みについてお答えします。

キャンバスに絵を描いていると、側面まで描き込もうか悩むことってありませんか。

額装する場合は見えなくなりますが、そのまま飾る場合は側面の仕上げ方によって見え方も変わります。

また、側面まで描きやすいフローティング(包み張り)キャンバスと、タックス(釘)で留めているキャンバスでは処理方法も異なります。

そこで今回は、キャンバス側面の処理を通じて作品の完成度を高める方法について解説します。

この記事を読むことでキャンバス側面の処理方法について理解を深め、作品制作に活かすことができます。

目次

キャンバス側面処理の重要性とは

キャンバス作品の側面まで描き込むかどうかは、作家が自分で決めていいものです。

しかし、側面まで美しく仕上げられている方が、作品全体の見栄えはよくなります。

とくにギャラリーなどで展示する場合は、プロフェッショナルな印象を与えられるでしょう。

逆に側面が未処理のままだと、作品の完成度が低いように見られてしまう場合もあります。

さらに、側面をどう処理するかによって作品のスタイルや雰囲気を強調できます。

たとえば、画面と同一色に塗ることで統一感を持たせたり、あえて未処理にして独自の味わいを出したりすることも可能です。

キャンバスの側面処理は、作家の独自性や作品の完成度を表現する要素のひとつといえます。

キャンバス側面を塗るかどうかの判断基準

キャンバス側面を塗るか塗らないかの判断は、作品のスタイルや展示環境などに左右されます。

作品にナチュラルな風合いを持たせたい、キャンバスの素材感を活かしたい場合は、塗らないほうが適しています。

側面を塗らないことで、制作にかかる時間やコストを節約できるのも利点です。

また、キャンバス側面の処理判断は作品の展示環境が大きく影響します。

ギャラリーや美術館での展示では側面が見えることが多いため、塗ることで作品がより整って見えます。

一方、額装するなど側面がほとんど見えない場合は、塗らない選択肢も有効です。

さらに、作品のテーマやスタイルを考慮しておくこともポイントです。

抽象画や現代アートでは側面を塗ることで作品の一体感が強調されますが、古典的な風景画や人物画では側面を塗らないほうが作品の雰囲気に適しています。

キャンバス側面を塗るべきか塗らないべきかは、展示環境や作風にあわせて慎重に判断することが大切です。

塗る場合と塗らない場合のメリットとデメリット

キャンバス側面を塗るか塗らないかには、それぞれメリットとデメリットがあります。

作品の制作時や飾る際に最適な方法を選べるよう確認しておきましょう。

側面を塗る場合のメリット・デメリット

キャンバス側面を塗る一番のメリットは、作品全体に統一感が生まれることです。

キャンバスの正面と側面を地続きで仕上げられるため一体感を持ち、見る人に洗練された印象を与えます。

デメリットとしては手間とコストがかかることが挙げられます。

また、側面を塗るタイミングや色などを考慮しておかないと、正面の絵に影響を及ぼす可能性があります。

側面を塗らない場合のメリット・デメリット

一方、側面を塗らない場合のメリットは、手間とコストがかからないことです。

側面を気にせず正面の画面に集中できるのも利点といえます。

また、側面を塗らないことでキャンバスの素材そのままのナチュラルな風合いを活かせます。

デメリットとしては、展示の際に側面についた絵の具や汚れが目立ってしまうことです。

見る人や作風によっては、作品が未完成に感じられることもあるでしょう。

キャンバスの種類によって側面の処理方法を決める

使用する支持体によっても側面の処理方法が変わってきます。

側面の処理については、選ぶキャンバスの種類もポイントです。

フローティングキャンバス

フローティングキャンバスは側面に留め金を使わず、裏側にステープルで留める形です。

そのため、初めから側面まで描き込む場合はフローティングキャンバスがおすすめです。

正面と側面を同色に仕上げることで全体がまとまり、作品の完成度が高まります。

また、あえて側面を塗らないという選択もできます。

塗らない場合は側面をマスキングテープなどで覆い、絵の具がつかないようにしておきましょう。

ただし、タックス留めキャンバスに比べて価格が割高になり、布地の張りが弱まるので事前に確認が必要です。

タックス留めキャンバス

日本の画材屋では、タックス(釘)留めされているキャンバスが多く販売されています。

以前は額装して飾ることが前提で、キャンバスの側面は見えない状態が一般的でした。

現在では額装せずにそのまま飾る場合も多く、展覧会でも仮額を付けず展示することも珍しくありません。

また、額装しても側面まで見えるボックスタイプの額も人気があります。

側面の処理として、タックスの上から絵の具を塗ってしまうことも可能です。

しかし、木枠から張り替える際、タックスを抜くと側面に穴が空いてしまうため、側面を含めた元の絵には戻りません。

タックス留めされている側面をキレイに仕上げるには、専用のキャンバステープを使用するのがおすすめです。

側面にキャンバステープを貼ることでタックスを隠し、キズや汚れなどからも保護することができます。

さらに、作品の側面を同色でまとめられるので、統一感を出すことも可能です。

一方で、タックスが打ってある側面こそが絵画としての格好良さや魅力であるともいえます。

作品にナチュラルな風合いやキャンバスの素材感を活かしたい場合は、塗らないほうが効果的です。

ウッドパネル

ウッドパネルは、一般的にジェッソなどの下地材を塗ってから描き始めます。

側面にも下地材を塗っておけば、画面にあわせて描き込むことも可能です。

また、初めから画面に下地処理されており、側面に美しい木目を使ったパネルもあります。

額装せず飾ることを考慮しているパネルのため、側面はそのままキレイな状態を保っておくとよいでしょう。

キャンバス側面を塗らずに美しく仕上げる方法

キャンバス側面を塗らずに美しく保つためには、描く前の準備が大切です。

まず、作業中に側面が汚れないようマスキングテープなどで保護しておきましょう。

保護することで側面に絵の具が付着するリスクを減らし、美しい仕上がりを維持できます。

さらに、裏側に折りたたまれた布端の処理もポイントです。

布端をしっかりと折り込んでステープルで固定し、側面にシワやたるみが出ないように整えます。

側面を塗らない場合でも保護スプレーなどを軽く吹きかけることで、側面に光沢を与えながら汚れを防ぐことができます。

また、キャンバス側面に布や製本テープを貼り付けて装飾するのもひとつの手段です。

これにより作品にオリジナリティを出しつつ、美しく仕上げられます。

適切な準備と工夫でキャンバスの側面を美しく仕上げ、作品全体の完成度を高めましょう。

まとめ

今回は、キャンバス側面の処理方法について詳しく解説しました。

キャンバス側面の処理方法によって、作品の仕上がりに違いが生まれます。

作品の完成度を高めるためには、作品スタイルや展示環境に応じて最適なものを選ぶことが重要です。

この記事を参考に、キャンバスの種類や側面の処理方法を試してみてください。

最後まで読んでいただきましてありがとうございます。

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この記事を書いた人

40代で会社を辞め、画家として活動しています。

主にアクリル絵の具を使い、独学で10年以上描いています。

年齢や経歴に関係なく「絵を描いて暮らしていきたい」という人に向けて、画家になるためのヒントや販売の仕組みなど、お役に立てる情報を発信します。

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