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【アクリル画】1枚の絵を完成させる方法|完璧を目指さないのがコツ

※当サイトは商品プロモーションを含む場合があります。

  • 絵をどこで終わりにしたらいいか決められない
  • いつまでも描き終わらず途中で挫けてしまう
  • 時間をかけても完璧な絵にならず完成しない

上記のようなお悩みについてお答えします。

絵を描いていると、細かなところが気になっていつまでも描き終わらないこともありますよね。

完成せず途中で放置したキャンバスが溜まっていく、そのような経験がある人も多いのではないでしょうか。

以前の私もそうでしたが、あることを行うようにしたら完成させられるようになりました。

そこで今回は、一枚の絵を完成させる方法や最後まで描き切るコツについて紹介します。

目次

描き始めた絵を終わらせられない理由とは

描き始めた絵がいつまで経っても完成しないのには理由があります。

当てはまることがあるかもしれませんので、改めて確認してみましょう。

完璧を求めすぎている

絵に完璧さを求めすぎると、なかなか完成に辿り着けません。

完璧を求める姿勢はいいのですが、どこかで終わらせない限り挫折します。

そもそも完璧な絵とはどういうものでしょうか。

どれだけ技術力を持った有名な画家であっても、求めている完璧な絵を描き続けることはできないでしょう。

完璧さよりも完成を目指すことが重要です。

枚数を重ねることで上達し、結果的にイメージする絵に近づいていけるのではないでしょうか。

目的を持たずなんとなく描いている

なんのために絵を描くのか、目的を持っていないと完成しない場合が多いです。

たとえば、料理なら途中で調味料を入れすぎたり焼きすぎたりしても完成させて食べますよね。

それは食べることが目的だからです。

絵も同様に、完璧ではなく完成させることを目的に描き始めることが大切です。

そのためには目的を設定しておくことが重要になります。

  • 1日1枚描いてSNSに投稿する
  • 絵を仕事にするために画力を向上させる
  • オンラインショップで販売するために週に2枚をノルマにする

上記のように自分にあった目的を設定し、最終的な結果に向かって描いていきましょう。

他の作家や作品と比べてしまう

インスタグラムなどを閲覧すると、世界中で描かれた素敵な絵があふれていますよね。

同じモチーフを自分よりも上手に描ける人はいくらでもいることがわかります。

他の人の作品と比べてしまうと、もっと上手くかかないといけないと思って完成させられなくなるでしょう。

しかし、絵の良し悪しは人それぞれの好みによって左右します。

子どもの描いた絵が素晴らしいのと同じように、下手だから良くないということにならないのが芸術のおもしろさでもあります。

絵に正解はないので、他人の評価を気にせず自分の感性を信じて完成させましょう。

1枚の絵を完成することで得られるメリット

絵を完成することで、以下のようなメリットが考えられます。

制作の速度が上がることで反応も増える

完成できずに描き続けている状況は、制作の速度が遅いということでもあります。

公募展や個展に出すための絵であれば、時間をかけて完成度を上げることも大切です。

しかし、SNSに投稿して多くの人に見てもらいたいということであれば、早く描ける方が多くの反応を得られるでしょう。

また、絵を描くための限られた時間を効率的に使うことができます。

反応が多ければモチベーションが上がり、画力の上達にもつながるため、自然とクオリティも上がっていくでしょう。

早く完成することで販売数の増加が見込める

絵を販売しているのであれば、早く完成するほど販売する機会も増えます。

イラストやオーダー制作の依頼を受けているのであれば、納期よりも早く上がることでクライアントへの印象もよくなるでしょう。

ユーザーに飽きられず、興味を持続してもらうためにはスピード感も大切な要素です。

仕事となると趣味で描いている場合とは異なるため、完成までの時間の管理も重要になってきます。

成果を得ることで挫折しにくくなる

いつまでも描き終わらないと、途中で嫌になってその絵を放置してしまうことも多くなります。

完成しない絵が増えていくと、描くこと自体が楽しくなくなり挫折しやすくなるでしょう。

反対に絵を描き始めたら必ず完成させていくと、実績が増えて達成感や自信を得られます。

また技術や画材などで試してみたいことなども出てくるため、画力向上につながり挫折しにくくなります。

1枚の絵を完成するまで描き切る3つのポイント

1枚の絵を最後まで描き切るためには、ポイントがあります。

なかなか完成できないという場合は、以下3つのポイントを参考にしてみてください。

描き始める前に絵の方向性を明確にする

絵を描き始める際は、どのように描き進めるのか方向性を決めておくのがポイントです。

前述した目的を持っていないことにも通じますが、なんとなく描き始めると途中で迷うことが増えスムーズに進まなくなります。

事前に絵の方向性を決めておくと、使う画材や描き進める手順も定まってきます。

なかなかイメージできないときは、習作用の支持体などで試しながら決めていきましょう。

完成した作品の具体的なイメージを持つ

描きたい絵の完成イメージを持っておくことも重要です。

絵の題材からモチーフ、構図や色の配置など、全体像を具体的に考えるのがポイントです。

作者の意図としてなにを感じてもらいたいのかなど、客観性も取り入れてイメージするといいでしょう。

完成後を具体的にイメージしておくことで意欲も高まり、最後まで描き切ることにつながります。

描き終えるまでのスケジュールを決める

依頼制作であれば納期があるので、その日までに描き上げるのが責任ですよね。

同様に自分で描き上げる場合も、いつまでに完成させるかスケジュールを決めることがポイントです。

前述した完成イメージを持っていれば、かかる時間の目安がわかります。

決められた時間と日数の中で、自分の描くペースを鑑みて無理のないスケジュールを組みましょう。

自分で決めても守れなそうという人は、SNSなどで「来週の土曜日に新作をアップします」など、外へ向けて告知しておくのも手です。

描いた後1日置いて気にならなければ完成としよう

描き終えた絵を見て、ここで終わりかまだ加筆するか迷うときもありますよね。

そういったときは、1日置いてから改めて見てみるのがおすすめです。

次の日に見て「これでいいかな」「いじると後悔しそう」と思えれば、それ以上はいじらず完成とします。

昨日は浮かばなかったアイデアが出たり、もっとよくなると確信を得られた場合は、加筆や修正して完成としましょう。

このようなルールを自分に設けておくと便利です。

描けば描くほど画力は上達していくものですから、次の絵に向かってまた描き始めましょう。

まとめ

今回は、1枚の絵を完成させる方法とポイントなどについて紹介しました。

絵を描き始める前に目的や完成イメージを決めておくことが重要です。

以下にポイントをまとめたのでもう一度確認しておきましょう。

  • 描き始める前に絵の方向性を明確にする
  • 完成した作品の具体的なイメージを持つ
  • 描き終えるまでのスケジュールを決める

最後まで読んでいただきましてありがとうございます。

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この記事を書いた人

40代で会社を辞め、画家として活動しています。

主にアクリル絵の具を使い、独学で10年以上描いています。

年齢や経歴に関係なく「絵を描いて暮らしていきたい」という人に向けて、画家になるためのヒントや販売の仕組みなど、お役に立てる情報を発信します。

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