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【アクリル絵の具】ホワイト(白色)の種類と違いとは?用途にあわせて使う

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  • ホワイトの種類と違いを知りたい
  • ホワイトに複数の種類があって選ぶのに迷う
  • ホワイトを種類別に使い分けたい

上記のようなお悩みについてお答えします。

アクリル画を描く際、ホワイト(白)は用途が多いので、容量の大きいものがあると便利ですよね。

しかし、画材屋へ行くとホワイトにも種類が複数あって選ぶのに迷ってしまいますよね。

そこで今回は、ホワイトの種類と特徴について、用途にあわせた使い方も含めて解説します。

目次

ホワイトを使う用途とは

アクリル画を描く際、ホワイトは欠かすことのできない重要な絵の具です。

色を暗くしたい場合はブラック(黒)を使わなくても、反対色を混ぜることで明暗の調整をすることが可能です。

しかし、色を明るくしたいときはホワイトを混ぜるしかありません。

また、ホワイトは地塗りやハイライトなどの幅広い用途に使用する絵の具です。

他の絵の具に比べて使用する容量も多いので、無駄なく効果的に使えるよう特徴を知っておくことは大切です。

ホワイトの種類と特徴

ホワイトは一見すると同じ白色に見えますが、透明度や適した使い方も変わります。

用途にあわせて使い分けできるよう、それぞれの特徴を押さえておきましょう。

チタニウムホワイト

チタニウムホワイトは、白色度の高い不透明色です。

隠ぺい力が強く、重ね塗りしたときに下の色が透けにくいのが特徴です。

白の強い不透明色なので、純白表現やハイライトで使うのに向いています

一方、混色すると白が強すぎて色の鮮やかさが失われてしまう懸念があります。

混色時は元の色に一気に足さず、少しずつ加えて調整するとよいでしょう。

ジンクホワイト(ミキシングホワイト)

ジンクホワイトは、チタニウムホワイトよりも透明度が高いのが特徴です。

半透明色なので、混色で使用するのに向いています

重ね塗りした際に下の色がうっすらと透けるため、地塗りなどのベタ塗りには不向きといえます。

なお、メーカーのよっては「ミキシングホワイト」という名称になりますが、特徴は同様です。

パールホワイト

ホワイトのなかには、パールホワイトというものもあります。

真珠光沢色は透明度が高く、ツヤや光沢が強いのが特徴です。

光の当たり加減や見る角度によって輝くため、絵にあわせて効果的に使うとよいでしょう。

ガッシュホワイト

アクリル絵の具には「アクリル」と「アクリルガシュ」の2種類があります。

アクリルガッシュは、アクリルよりも不透明度が高いのが特徴です。

艶のないマットな質感で、不透明度も隠ぺい力もアクリルのホワイトより強くなります。

アクリルとガッシュの違いについては、以下の記事で詳しくまとめています。

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下地材のジェッソをホワイトとして使うことも可能

下地材のジェッソをホワイトとして使うことも可能です。

ジェッソは不透明度と隠ぺい力が非常に強く、絵の具の発色や定着力をよくする働きがあります。

ハイライトに用いたり、下地に塗った白をそのまま活かして描くこともできます。

また、広い画面をベタ塗りしたいときは、絵の具よりも安価で量の多いジェッソを使うことでコストも抑えられます。

手持ちのホワイトが切れたときの代替えとしても役立つので、覚えておくとよいでしょう。

まとめ

今回は、ホワイトの種類と特徴について紹介しました。

同じホワイトでも透明度が異なることで、混色や重ね塗りなどに違いが出ます。

特徴をしっかり押さえることで、作品の完成度をより高めることに役立ちます。

また、メーカーによって名称が異なる場合もあるので内容を確認してから購入しましょう。

最後まで読んでいただきましてありがとうございます。

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この記事を書いた人

40代で会社を辞め、画家として活動しています。

主にアクリル絵の具を使い、独学で10年以上描いています。

年齢や経歴に関係なく「絵を描いて暮らしていきたい」という人に向けて、画家になるためのヒントや販売の仕組みなど、お役に立てる情報を発信します。

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