展示会に必要なキャプションの作り方と注意点|初めてでも簡単

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  • 初めての展示会でキャプションについて知りたい
  • 展示作品に付けるキャプションの作り方が知りたい
  • キャプション作成の注意点や貼り方が知りたい

上記のようなお悩みについてお答えします。

展示会や個展を行う際、作品を説明するキャプションが必要になります。

キャプションは作家自身で準備するのが一般的です。

しかし、初めて展示会に参加する場合、なにから準備したらいいかわかりませんよね。

そこで今回は、キャプションの基本や作り方についてわかりやすく解説します。

この記事を読むことでキャプションの作り方がわかり、作品展示に活かせるようになります。

目次

キャプションとは?

キャプションとは、展示する作品について説明するためのものです。

作品のタイトルやサイズなどの基本情報を示し、販売する場合は価格も記載します。

展示会によって主催側が用意する場合もありますが、基本的には作家自身で用意します。

形式などに決まりはありませんが、作品を展示する際にほぼ必須となるものなので作り方を覚えておきましょう。

キャプションに記載する基本項目

キャプションは作品を説明するためのものなので、正しく記載することが重要です。

記載する基本的な項目は以下になります。

  1. 作家名
  2. 作品のタイトル
  3. 制作年
  4. 技法・素材
  5. サイズ
  6. 販売価格

それぞれの項目ついて要点を見ていきましょう。

1. 作家名

複数の作家が参加する展示会の場合、鑑賞者が認識しやすいように作家名を記載しておくのがおすすめです。

鑑賞しているお客様に作家名と作品を覚えてもらうチャンスでもあります。

逆に作家が自分しかいない個展などの場合は記載しなくても問題ありません。

なお、作家名と作品タイトルの順番は作家によって異なります。

2. 作品のタイトル

作品のタイトルは最も重要な情報ともいえます。

日本語タイトルだけでなく、英訳も載せたい場合は併記します。

タイトルが無題であっても「無題」または「Untitled」と記載しましょう。

3. 制作年

作品が制作された年を記載します。

日付までは記載せず、西暦のみ記載するのが一般的です。

制作年があることで、鑑賞者に制作時期などの背景が伝わりやすくなります。

作品コンセプトにそぐわない場合は省略しても問題ありません。

4. 技法・素材

作品に使用された絵具や支持体などを記載します。

記載例
  • アクリル、キャンバス
  • 油彩、木製パネル
  • パステル、水彩紙

使用された画材や素材がわかることで、飾り方や保存方法などが判別しやすくなります。

使用した画材が複数にわたる場合は、主要となるものを記載しましょう。

5. 作品サイズ

作品サイズが明確になることで、飾る際のイメージがしやすくなります。

大きな展示会場では小さく感じるため、実際に部屋に飾ったときのサイズ感にズレが生じる場合もあります。

一般的に「縦(H)×横(W)×奥行(D)mm」で表記しますが、絵画などの平面作品の場合は奥行きを省略することもあります。

キャンバス作品の場合は号数を併記してもよいでしょう。

6. 販売価格

作品を販売する場合は価格を記載します。

キャプションの右下に「50,000円」「¥50,000」と記載するのが一般的です。

税込み価格での表記が望ましく、非売品は「非売品」「個人蔵」などと記載しておきましょう。

その他の項目|QRコード

近年では、InstagramやHPなどのQRコードを掲載する作家も増えています。

作品に興味を持ってくれたお客様がその場でフォロワーになれるよう誘導できるのも利点といえます。

キャプションのサイズと選び方

キャプションに決まったサイズはありませんが、展示状況や作品の大きさにあわせて設定します。

基本となるサイズには以下の2種類があります。

  • 名刺サイズ:91×55mm
  • A7サイズ:105×74mm

名刺サイズ

小作品を飾る場合によく使われるサイズ(91×55mm)です。

カフェなど比較的狭いスペースに展示する場合、キャプションでスペースを圧迫しないようにすることが大切です。

ただし、あまり小さいと読みにくくなるため、名刺サイズを基本に調節するのがおすすめです。

A7サイズ

比較的大きめの作品を展示する場合は、A7サイズ(105×74mm)がバランスのよい印象です。

キャプションの内容も読みやすく、展示スペースに余裕がある場合はスタンダードなサイズといえます。

キャプションのつくり方

キャプションを実際につくっていきます。

作成に必要な以下のものを用意し、WordやExcelなどでデータを作成していきます。

用意するもの
  • カッター
  • カッティングマット
  • 定規
  • のり付きパネル

では、ひとつずつ解説していきます。

1. データ作成

キャプションに記載する内容をWordやExcelなどで作成します。

今回はWordで名刺サイズのキャプションを作成する方法を解説します。

Wordのテンプレートから「名刺」を選びます。

A4用紙で10個分(2列×5行)の表が並んでいるので、情報を記入していきましょう。

枠線はカットした際に残らないよう、点線にして色を薄めにしておくと便利です。

2. プリント

情報を入力できたら印刷していきます。

印刷設定の余白を上下左右「0」にすると、印字時に見切れてしまう場合があるのでプリンターにあわせて調整します。

印刷する用紙はコピー用紙でも問題ありませんが、少し厚みのあるマット紙などの方がきれいに切れます。

3. のり付きパネルに貼り付け

プリントした用紙だけではペラペラなのでパネルに貼り付けます。

「のりパネ」などののり付きパネルを使うと便利です。

まずパネルの中央を2、3cm切って用紙を固定します。

中央から左右へ剥がし、紙がよれないように少しづつ貼っていくのがコツです。

パネルが手元に無い場合は厚紙で代用しましょう。

4. カット

枠線に定規をあわせてパネルごとカットします。

カッターの刃が古いと切れ目がガタガタになってしまうので注意しましょう。

パネルは一回で切ろうとせず、カッターで何度かなぞって切り離すのがコツです。

パネルを斜めにカットしてより美しく

より見栄えをよくしたい場合は、側面を斜めにカットします。

裏面の面積が小さくなり、側面が見えにくく浮いているような状態になります。

キャプションの貼付と位置

キャプションは作品を説明するための札なので、見やすい位置に貼ることが大切です。

貼付位置としては以下の3つが一般的です。

  • 作品の中央下
  • 作品の右下
  • 作品の左下

キャプションは作品から5cm程度離しておくとよいでしょう。

また、複数の作品を展示する場合は、貼付位置をあわせておくと見栄えがよく見やすくなります。

貼付する際は、両面テープではなく「ひっつき虫」を使うのがおすすめです。

キャプションを作る際の注意点

キャプションに決まった書式はありませんが、以下の点には注意しておいたほうが無難です。

キャプションはあくまで作品を説明するためのものなので、派手な装飾や読みにくいフォントなどは避けましょう。

また、作品が売れた際はキャプションに売約を示す小さなシールをに貼る慣習があります。

そういった意味でも、キャプションはモノクロでシンプルなものにしましょう。

まとめ|キャプションは作品の基本情報を正確に記載しよう

本記事では、展示会に必須となるキャプションの作り方について解説しました。

キャプションは作品を説明するための小さな札です。

基本となる情報を正確に記載し、作品や展示状況にあわせて読みやすいサイズで作成しましょう。

一般的に作家自身で用意するものなので、データを作成しておくと便利です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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